リノベーション後のトラブルが不安
逆にリノベーション物件の購入に何か不安を抱いてはいないのだろうか。同調査によれば、リノベーション物件を購入する際に不安に感じることとして、最も回答が多いのは「隠れた不具合の存在(リノベーション後に見つかる問題への不安)」(48.4%)だった。関連してか、僅差で「アフターサービスの有無(保証やサポート体制への懸念)」(47.8%)が2位になった。

また、一般的にはリフォームに関する専門知識を有している人は少ないだろう。そうした背景からか3位は「施工の品質(仕上がりや耐久性に対する不安)」(44.0%)、4位「法的適合性(建築基準法や耐震基準への適合性)」(33.8%)と、購入後のトラブルや品質を懸念する回答も多かった。
●理想のリノベーション物件に求められる条件とは。後編「新築、リノベ、マンション、戸建て…右肩上がりの住宅価格、購入の選択肢は?」で詳しく取り上げる。
調査概要 調査名:リノベーション物件購入に関する意識調査 調査主体:株式会社リアークスファインド 調査対象:都心部でリノベーション物件の購入を検討したことがある500人 調査期間:2024年12月26日〜2025年1月5日