【京都市】1億円超は「上京区」
続いて京都市を見ていこう。最も平均価格が高いのは「上京区」で1億円超。また平均騰落率では「中京区」が65.4%と最も高かった。
築年数別では中京区の「築16~20年」、左京区の「築16~20年」、下京区の「築11~15年」で平均騰落率が90%を超えており、新築分譲時の2倍に迫る水準だ。

築浅物件の騰落率が低いのは他の都市と同じである。一方で京都市は「築5年以内」の平均騰落率が13.5%だった。他の築年数は40%を超えているだけに、築浅物件の騰落率の低さが顕著だ。調査では新築時価格の上昇ほどは中古の需要が高まっていないことが背景の1つではないかと分析している。