“9割以上”が公共料金の値上がりを実感

「電気代やガス代が高くなった」「家計が厳しい」──そう感じているのは果たして自分だけなのか、それとも多くの家庭が同じような実感をもっているのか、気になる人も多いだろう。

20代から60代の男女250人を対象に株式会社LENDEXが実施した公共料金の値上げに関する意識調査では「最近の公共料金の値上げを感じていますか?」という質問を投げかけている。気になる結果は次のようになっている。

出所:株式会社LENDEX「公共料金の値上げに関する意識調査」

「非常に感じる」が54.0%、「多少感じる」が37.2%と、合わせて9割以上が「値上げを実感している」と回答した。

中でも「非常に感じる」が半数を超えた点は注目に値する。公共料金は基本的に毎月発生する支出であるため影響は大きく、変化に敏感になる傾向があると言えそうだ。

2025年4月の電気料金の引き上げに続き、翌5月には再値上げも予定されている。さらに、水道料金も全国的に見直される見通しだ。今後の家計管理を考える上でも、どの料金に対する負担感が大きいのかを把握しておくことは、大切な一歩となるだろう。