資産配分の見直し 減らすのは株式、増やすのは?
一方、運用総額は変えずに資産配分を見直すという人は、いったい何を増やして何を減らす予定なのか。同調査によれば、増やす予定の資産として最も回答率が高いのは「国債・社債」(28.1%)だった。金利がある世界への移行を背景に投資対象として注目を集めているのかもしれない。次いで「デジタル証券(ST)」(23.8%)、投資信託(20.5%)と続く。

逆に減らす予定の資産として最多は「上場株式」(44.5%)だった。
過去の急落時と比較、資産配分の見直しに変化
2024年8月と今回(2025年4月)の急落を比較すると、資産配分を見直す内容に変化はあるのだろうか。

2024年8月では、増やす予定の資産で最も回答率が高いのは「投資信託」(32.4%)で、「国債・社債」が26.4%で2位という結果だった。今回は金利が上昇しているからか、「国債・社債」と回答した人が28.1%と最も多く、続いて「デジタル証券(ST)」(23.8%)となった。