認定制度導入、落選企業にも奨励賞授与へ
2025年の応募・審査の流れは次の図の通り。
前年度からの変更点は大きく2点。
1つは「認定」の枠組みの導入。企業が取り組むべき具体的なアクションを明示し、その重要性にあわせた配点基準を策定。評価プロセスの透明性を高めた。DC担当者は事前に到達レベルを確認できるだけでなく、応募前に認定取得の可能性を見極められる。効率的な申請が可能となった。
もう1つは、企業の取り組みを幅広く評価する「奨励賞」の新設。DCエクセレントカンパニー2025では、認定審査を経て表彰審査を希望した企業に対し、選考を行う。秀逸な企業には優秀賞、それ以外の企業に奨励賞を授与することで、応募そのものが評価される仕組みだ。
「多くの企業が応募しやすく、応募のアクションが報われる仕組みにすることで、企業型DCの健全な制度運営を応援したい」と大江氏は今回の変更の狙いを説明した。