「年収1000万~1200万円未満で家族あり」が「2000万円以上」持っている割合は?

年収1000万~1200万円未満の二人以上世帯の金融資産保有額のグラフは以下のとおりです。

金融資産保有額ランキング(年収1000万~1200万円未満、二人以上世帯)

出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(※金融資産保有世帯、実数223)

1位 3000万円以上    29.6%
2位    2000万~3000万円未満     14.8%
3位    1000万~1500万円未満     13.9%
4位    700万~1000万円未満    8.1% 
5位    1500万~2000万円未満     7.6%

1位は「3000万円以上」(29.6.%)でした。全体のうち約3割が3000万円以上を保有している計算になります。次いで、2位は「2000万~3000万円未満」(14.8%)、つまり2000万円台という結果になりました。

1位と2位を合わせると、約4割(44.4%)が「2000万円以上」の金融資産を持っていることが分かります。

一方で、1000万円に満たない世帯も一定数あり、同じ年収帯であっても、資産の蓄積状況には大きな差がある現状が浮き彫りになりました。打てる手を探るために、ライフプランや投資方針を見直してみてはいかがでしょうか。

●具体的に金融資産は何をいくら持っているのでしょうか。後編:【【年収1000万~1200万円未満世帯】金融商品保有額ランキング 「株式」や「投資信託」などの平均保有額が明らかに】にて詳しく解説します。

<調査概要> 調査名/「家計の金融行動に関する世論調査2023年」(金融広報中央委員会) 調査時期/令和5年6月23日~7月5日 調査対象/単身世帯:全国2,500世帯(20歳以上80歳未満で単身で世帯を構成する者)、二人以上世帯:全国5,000世帯(世帯主が20歳以上80歳未満で、かつ世帯員が2名以上)、総世帯:令和3年調査より二人以上世帯、単身世帯の調査方法が同一となったことから、両調査の計数を合算する形で作成を開始した参考計表 調査方式/インターネットモニター調査