株価5年で80%増 新NISAで満額投資なら配当金8.8万円の予定
大林組は株式の値上がりが続いています。株価は2024年11月22日までの5年で1.8倍に上昇しました。同日、上場来高値を更新しました。値上がりは2023年から続いており、2024年に顕著化しています。利益の回復が続いており、業績の改善を期待する買いが向かっていると考えられます。
【大林組の株価チャート(過去5年間)】
・株価:2120円(2024年11月22日終値)
配当はどうでしょうか。今期(2025年3月期)は1株あたり80円を予定しています。配当利回りは3.7%台と比較的高い水準です。株価の上昇は、株主還元への期待も反映されていそうです。
【大林組の予想配当利回り(2025年3月期)】
・予想配当金:80円
・予想配当利回り:3.77%
出所:大林組ホームページ
値上がりと配当に期待するなら新NISAを活用したいところです。通常はいずれも利益から約2割の税金が差し引かれます。しかし新NISAを通じた投資なら非課税です。
新NISAは個別株に年240万円まで投資できます。足元の株価水準なら、大林組は1100株まで購入可能です。1株あたり配当金が80円なら、受取配当金は総額8万8000円となる計算です。
大林組への投資を考えている人もいるかもしれません。今回は同社の概要と業績を解説するとともに、このたび発表された新ビジネス「都市型データセンター事業」の計画も紹介します。
【関連記事】JT(日本たばこ産業)の株価はどこまで上がる? 配当金は10年で2倍に増加! 将来を左右するのは海外戦略の成長性