ムダづかいや割高な買い物が「見える化」できれば節約が実現可能に

家計の「見える化」を家計簿で実現するということは「どこに」「いくら」お金を使っているかが分かるということです。

「見える化」が実現されれば、ムダづかいをあぶり出すことも可能になります。家計簿をつけてみると「えー、なんでこんなに使っているの?」という項目が見つかります。「食費(自炊分)」「食費(外食分)」「日用品」「趣味や娯楽費」「交際費」「交通費」など、想像の2倍以上使っているような項目があったら要注意です。

想像以上に使っているということは、コントロールができていないということですから、来月はそこを意識してみます。なんとなく自販機やコンビニで買っているお買い物だって、1カ月では1万円になっていたりするのです。

節約のコツは具体的にイメージすることです。「食費を一週間あたり1000円削ってみよう」とか「1日100円、なんとなく出費をなくそう」のように考えてみます。前者なら月4000円、後者なら月3000円ほどの節約が実現します。

また、やみくもにガマンするのではなく、メリハリをつけることも大事です。一週間、お仕事をがんばったご褒美で週末にプレミアムビールを飲んだり、スタバでフラペチーノを楽しみながら友だちと雑談したりするのはOKです。その代わり、平日にはなんとなく飲み食いする予算を削るなどしてバランスを取ります。

最初は手探りでも大丈夫。トライアンドエラーの気持ちでチャレンジしていけば、徐々に節約の感覚をつかめるようになるはずです。

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自分のお金の出入りを把握できているということは大きな自信になりますし、1カ月、赤字にならずにやりくりできることはお金の不安を小さくします。少し余裕を持もってやりくりできるということは、貯金をする余裕が得られる(あるいは今よりも増やせる)ということです。

「家計簿」はきっとあなたのウェルビーイングを高めることになるでしょう。ぜひ、今すぐ誰にでもできる幸せ向上のツールを活用してみてください。