サステナブル、クオンツ、クレジット、テーマ型、新興国市場の分野を加速
「ロベコはサステナブル投資における世界的リーダーとしての地位を確立する過程で、運用資産を増やし、収益を拡大してきました。お客さまが当社のすべての活動の中心であり、ロベコが存在感を示す国、地域、市場セグメントにおいて現在の成長軌道を今後も維持するために、サステナブルのみならず、クオンツ、クレジット、テーマ型、新興国市場といったロベコの強みである分野の成長を加速させることを目指していきます」と根尾さん。
こうした戦略的枠組みの下で、ロベコでは「サステナブル投資のリーダーとしての地位を一層強固にし、企業収益の成長を実現するとともに、勤務先として選ばれる企業となる」ことを2025年までの戦略的アンビションとしています。
多様性・公平性・包括性を企業理念に地域社会のウェルビーイングにも配慮
ロベコはDE&I(Diversity, Equity & Inclusion;ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)という、多様性・公平性・包括性を企業理念に取り入れ、世界各国で積極的に促進しています。DE&Iを事業戦略、業務、採用プロセス、企業文化の中核になる価値観と考えているのです。
また、サステナブル投資の分野においても、特に気候変動、生物多様性、人権、SDGsの4分野を戦略的優先分野と位置づけて注力。中でも生物多様性においては、世界自然保護基金オランダ支部(WWFオランダ)との提携の下、生物多様性喪失対応のロードマップを策定・公表しました。
商品開発においては、ネットゼロ2050気候株式戦略、グローバルSDGエンゲージメント株式戦略、生物多様性株式戦略など、優先分野におけるインパクト創出を目指す運用戦略を積極的に立ち上げたほか、運用業界全体の質の向上を目指す試みとして、サステナブル投資の知的財産を公開する取り組みも開始しています。
なお、ロベコでは事業を展開する地域社会のウェルビーイングにも配慮しています。「ロベコ財団」といったイニシアティブ等を通じて、貧困等恵まれない人々の機会均等や児童への教育支援を促進。世界各拠点でのボランティア活動等を通じて、環境を尊重し保護に努めています。