企業年金は“自分らしい”受け取り方を

企業年金は、老後の生活を充実させるための重要な収入です。考えるのがめんどうだから「一括でもらってしまえばいい」では、もったいないと思います。

特に、企業型確定拠出年金タイプの場合は、退職時期にかかわらず60歳から75歳までの間で受け取り始める時期を選べるなど、制度をよく知ると、いろいろな受け取りプランのバリエーションが考えられると思います。

「みんな一括でもらっている」「税金が安いほうがいい」といった、安易な決断はせず、自分の定年後の収入やライフスタイル、資産管理の方法なども踏まえて、自分らしい受け取り方を検討してみてはいかがでしょうか。

参考:厚生労働省年金局「公的年金と私的年金の現状と課題について」
参考:国税庁「退職金と税」
参考:国税庁「公的年金等の課税関係」
参考:企業年金連合会「確定拠出年金の給付」