節約効果が継続する固定費に着目
家計は、大きく「固定費」と「変動費」に分けることができます。固定費は毎月必ず発生する費用のこと。住居費、水道光熱費、通信費、保険料等がこれに当たります。
変動費とは、毎月支出があるものの変動幅の大きな費用。食費、趣味やレジャーの費用、衣類、医療費、交際費等です。
生活費の節約といえば、食費を削ることが第1候補となりがちです。もちろん、外食や弁当の購入を減らすことでスリム化できる場合もあるでしょう。けれども、特にシニア世代にとって、食べることは日々の楽しみです。それに、しっかり食べることは健康面からも重要です。
そこで、食費に手を付ける前に、固定費に着目を。固定費は口座引き落としになっていることが多く、支払っている感覚が薄いため、不要なのに放置状態になっているものが少なくありません。一度見直せば、日々の削減努力を必要としないのも嬉しいポイントです。