“イベント”の予算を省いて割り算

蓄えを取り崩す場合、そこから、これから想定するイベントの費用を引き算した後に、余命で割ってみるといいでしょう。1年間に取り崩せる金額を算出できます。

「余命はわからない」という声が聞こえてきそうですね。女性は「105-現在の年齢」、男性は「100-現在の年齢」をお勧めしています。

イベントとは、これからやろうと計画していること。人によって異なりますが、例えば、「旅行〇回分(海外旅行含)」「子供への援助」「有料老人ホームへの入居」「介護」等が該当します。

各イベントに充てたい金額も考えます。頭で考えているだけでは具体化しにくいので、書き出してみましょう。念のため、予備費も確保を。

1年間に取り崩せる金額がわかれば、その範囲内なら我慢ばかりせずに潔くお金を使う! 予想したよりも金額が乏しい場合は、イベントに優先順位を付け、下位のものは削除、または予算を減らします。