1年分の固定費を一覧に書き出す

家計簿をつけていない場合は、まず、自動引き落とししている口座の記帳を。できれば、項目ごとに1年分、月々引き落とされている金額を書き出してみましょう。

水道光熱費、通信費、定期購入品、習い事や趣味の月謝等。1年分を書き出すことによって、季節による増減等も把握できます。クレジットカードの年会費も確認を。複数枚持っている場合は、不要なものを解約しましょう。

読んでいないのに、新聞を取っているようなケースもあるかもしれません。不要なら購読中止を。

プランの見直しを検討する

使っているものに関しても、自分にとって適正なプランかどうかを確認します。例えば、スマートフォン。格安スマホに乗り換えることで月々数千円の節約になったという声をよく聞きます。格安スマホは、通信料だけでなく、電話料金も安くしている会社が多いようです。

また、家族構成が変化しても電気の契約アンペア数を変えていない家が多いようです。人数が減れば、同時に使う電化製品は減るので、通常、必要なアンペアも減ります。見直すことで、1年分として考えるとバカにならない額となります。

また、第2回で説明したように、民間保険に加入している場合は本当に必要か、よく考えましょう。見直しや解約により家計のスリム化に成功するかもしれません。

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