2023年1月、北洋銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「新光US-REITオープン」の概要

北洋銀行の1月ランキング1位は、「新光US-REITオープン」だった。同ファンドはUS-REITに分散投資し、市場平均よりも高い水準の配当収益の確保と長期的な値上がり益の獲得を目指して運用を行う。同ファンドは2014年10月〜2016年10月まで25ヵ月の間、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で純資産残高がトップだった。そして、2016年7月には1兆6084億円まで純資産残高が増えている。現在の純資産残高は4分の1の水準になっているが、今後、資金流入が続くかどうかに注目している。

■新光US-REITオープン
基準価額 2016円
信託報酬 1.683%(年率・税込)
純資産残高 4614.82億円

<騰落率>
1カ月  8.6%
3カ月  2.4%
6カ月 -5.3%
1年      3.8%

※2月6日時点

全体を見て:外国株式型ファンドが人気

北洋銀行では、外国株式型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「ウォルター・スコット優良成長企業ファンド(資産成長型)」は、日本を含む世界の株式市場で持続的な成長をしている企業の株式に投資するアクティブファンドで、主に「ウォルター・スコット優良成長企業マザーファンド」を通じて運用されている。1月は+3.6%のプラスリターンとなり、1年騰落率も+5.7%と堅調だ。2月以降も、同ファンドが北洋銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■ウォルター・スコット優良成長企業ファンド(資産成長型)
基準価額 1万1136円
信託報酬 1.727%(年率・税込)
純資産残高 22億円

<騰落率>
1カ月  3.6%
3カ月 -1.5%
6カ月 -0.4%
1年      5.7%

※1月末時点