アメリカから見ると、日本の金融所得課税にびっくり!?

新NISAの導入とあいまって、金融所得税の増税のうわさもささやかれていると聞きました。少々びっくりするとともに面白いと思いました。

まあ、金融所得税を上げてもiDecoやNISAには関係がありませんから、もしかしたらかえってそれらの利用を促進する結果になるかもしれません。iDecoやNISAの利用以上にまだまだお金がある人が、普通の証券口座で投資をするのでしょうから、そうした人々により多くの税金を担ってもらうという狙いなのかなとは思いました。

とはいえ、日本の金融所得税(現在一律20.315%)は大変に高いと思います。しかも誰でも一律というのも公平なようでいて、不公平でもあり得るようにも思います。庶民がコツコツと銀行預金をして、そのなけなしの利子にもこの一律の税がかかるとは驚きでもあります。

アメリカでは、金融所得がいろいろなカテゴリーに分けられていて、その人の所得税と同じ率でかかるものから、もっと有利な税率で課税されるものまであります。

銀行利子は所得税で課税なので、所得の低い人は低く課税されます。売却益に対するキャピタルゲイン税も累進課税で、所得が多くなるにつれ高い税率で課税されるしくみです。一番高い税率で20%、一番低い税率は0%、つまり非課税です。夫婦で1,000万円相当の所得があっても0%=非課税になります。夫婦で所得7,000万相当以上ならば15%、それ以上になると20%で、これが最高のパーセンテージです。

配当金もある一定の条件を満たせば、キャピタルゲイン税と同じ税率です。富裕層であると所得税は最高37%までの税率ですが、キャピタルゲイン税は最高で20%と優遇されているのも、アメリカでは投資がさかんな理由だと思います。