「数歩先の世界」はキャッチ可能! 「中枢の情報」に眠る価値

推しの専門家を見つける際のポイントは、「その業界の中枢に近い」かどうかです。

あまり語られることのない不都合な真実かもしれませんが、「この世の中を作っている側の人間」の情報にこそ価値があります。

日本を代表するシンクタンクのエコノミストやアナリストは、国の政策に関わる研究会や審議会の委員に就いていることが多いです。

つまり、国が政策を立てるにあたり、彼らの意見を反映している。

したがって、世の中の動きを読み解くためには、シンクタンクのレポートを読むことが理にかなっているのです。そのほか、大手金融機関が発信している定期レポート、大学教授が書いた短い論文も押さえておくといいでしょう。

コストがかかった統計データと解説を追うだけでも十分勉強になります。

これらはツイッターやブログやYouTubeで公開されない「中枢の情報」です。私の感覚ではビジネスパーソンの1割にも満たないと思いますが、「基礎・基本を押さえる勉強」とはこうしたファクトに基づいた情報に触れる行為にあります。

今は大量の情報が出回っていて、何を手に取ればよいか迷ってしまいます。私からすれば、その時間がもったいない。良質なデータや世の中の中枢に近い情報を絞り込み、キャッチアップしておくことで、数歩先の世界を自分の中に落とし込めるのであれば、やらない手はないでしょう。

政策を作って経済を回している側の考えを知らずに生きていくのは、「成功するチャンス」をみすみす逃すようなもの。ぜひ積極的に取り入れてみてください。

●勉強の習慣化のコツとは? 第3回へ続く>>

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