借金して投資してはいけない

今回鈴木さんは、A社株式の価格が値下がりしたときにカードローンで借金をして追加投資しています。しかし、借金して投資をするのは絶対にやめるべきです。株式投資はあくまで「余裕資金」で行いましょう。

そうでないと鈴木さんのように追証を払えなくなったり借金が残ったりしてしまいます。家族に秘密で借金して投資していた場合、損失がバレて離婚問題に発展してしまうケースも珍しくありません。

堅実な現物投資がおすすめ

鈴木さんはどのようにすればよかったのでしょうか?

何も株式投資全部が悪いわけではありません。初心者がいきなりリスクの高い信用取引に手を出したことが問題です。はじめは堅実で追証の発生しない現物取引から始めるべきでした。

そしてネットで人気の銘柄ではなく、値動きが激しくない高配当株などを購入すればより安全に取引できたはずです。高配当株でなくても、安易にネット情報を信じるのではなく自分でしっかり銘柄分析すべきだったといえるでしょう。

少なくとも、借金して追加投資など絶対にやるべきではありませんでした。一度目の損失が出た時点で素直に撤退していれば、傷口を広げずに済んだのです。

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今回は株式投資(信用取引)で大失敗して損失を被り、借金が残ってしまった鈴木さんの事例を紹介しました。

YouTubeやツイッターなどでは「信用取引で大もうけした」という人が目に付きますが、実際には成功者より失敗した人の方が多いと考えられます。成功者の声が大きいので目立っているだけでしょう。

安易にネット情報を信用せず、自分で調べた上で自分の頭でしっかり考え、リスクとリターンを理解して投資をしましょう。

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