iDeCoは2022年5月から60歳以上でも国民年金加入している方は加入できるようになったことを受けて、50代の方が続々と新規加入されているようです。これまで50代の方は、60歳までしか加入できないのでは加入できる期間が短く、積立終了後もすぐに受け取れないというデメリットがありましたが、60歳以降も加入できる方々にとってはそのデメリットが解消されハードルが下がりました。

そもそもiDeCoは自分で公的年金に上乗せする老後資金を作る制度なので、若い方よりも資産形成目的が老後に絞り込まれつつある50代はまさしく活用すべき年代と言えます。そして老後資産をもうひとまわり大きくするために60代になった後も積み立てを継続するだけでなく、積み立て額を増やすことも検討してみてはいかがでしょうか。

この「60歳に到達した段階で限度額が増える」という、3のつパターンについて今回は取り上げたいと思います。