7月の資金流入額1位は「ひふみプラス」(+38.73億円)

7月の国内株式の資金流入額1位は「ひふみプラス」だった。同ファンドは、主に国内の成長株に投資するアクティブファンドで、7月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.トヨタ自動車 2.80%
2.東京海上ホールディングス 2.19%
3.インターネットイニシアティブ 1.91%
4.オリエンタルランド 1.66%
5.味の素  1.55%

7月は2.15%のプラスリターンとなったが、7月末時点における1年間の騰落率は11.29%のマイナスリターンとなっている。世界的な金利上昇によって、PER(株価収益率)の高いハイテク株は売りが優勢になっているからだ。8月以降も同ファンドへの資金流入が続くかどうかに注目している。

■ひふみプラス
基準価額 44,627円
信託報酬 1.0780%(年率・税込)
純資産残高 4,568.26億円

<騰落率>
1カ月  2.15%
3カ月 -0.39%
6カ月 -1.08%
1年   -11.29%

※7月末時点

7月のリターン1位は「SBI日本小型成長株選抜ファンド」(10.96%)

7月の国内株式リターン1位は、「SBI日本小型成長株選抜ファンド」だった。同ファンドは、国内の小型成長株に投資するアクティブファンドで、7月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.インソース  3.9%
2.I-ne 3.7%
3.HPCシステムズ 3.7%
4.カナミックネットワーク 3.5%
5.システムサポート 3.4%

7月は+10.96%と高いリターンになったが、1年間の騰落率では11.87%のマイナスリターンとなっている。国内の小型成長株も2022年になって冴えない展開が続いているので、8月もプラスリターンをだせるかどうかに注目している。

■SBI日本小型成長株選抜ファンド
基準価額 18,819円
信託報酬 1.485%(年率・税込)
純資産残高 10.31億円

<騰落率>
1カ月 10.96%
3カ月  8.26%
6カ月 15.31%
1年   -11.87%

※7月末時点