7月のダウ平均株価

ダウは米国主要業種を代表する30銘柄で構成された指数です。

構成銘柄のなかではユナイテッドヘルスや好決算を発表したマクドナルドが上昇した一方、ウォルマートが今年2回目となる通年の利益見通しを下方修正したことで株価が急落しました。このように個別銘柄によっても明暗がハッキリと分かれる結果となりました。

・ダウ平均株価  32845.13ドル(7月29日時点)

7月のS&P500

S&P500は米国の証券取引所に上場する企業の中で代表的な500社を組み入れて構成された株価指数です。米国経済の現在地を最も正確に表した数字といえるでしょう。

構成銘柄の中では半導体不足の影響を受けないアップルとテスラが指数を牽引しました。どちらの企業も独自の半導体を持っている点も特徴です。特にテスラは一時的に年初からの株価が40%以上も下落していましたが、好決算を発表した翌日には株価が約10%も上昇しました。

・S&P500 4130.29ポイント(7月29日時点)

7月のナスダック

ナスダックは主にハイテクセクターやネット企業の動向を知る重要な指標です。GAFAMを中心に米国経済を牽引するテクノロジー企業が組み入れられています。

今月の動向としては21日をピークに再びナスダックは下落しましたが、これはスナップのアナリスト予想を下回る決算発表がきっかけとなり通信サービスセクター銘柄の売りが先行したからです。これまで米国経済を牽引してきたビックテック企業の成長鈍化によって警戒感が強まり、ナスダックの売りを加速させることとなりました。

しかしその後、FOMC(米連邦公開市場委員会/7月26~27日開催)におけるFRBパウエル議長のハト派(的と受け止められた)発言によって再びナスダックが急騰し、21日の高値を上回るボラティリティの大きい展開となっています。

・ナスダック 12390.69ポイント(7月29日時点)