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7月24日は「セルフメディケーションの日」です。体の軽度な不調や症状で病院へ行くのではなく、市販の医薬品などで手当てする行為をセルフメディケーションといい、日本OTC医薬品協会が制定しました。セルフメディケーションの取り組みは日頃から行うものであることから、一週間(7日間)と1日(24時間)の数字を取り、7月24日が選ばれています。

日本は医療費などに起因する社会保障費の増加が問題となっており、セルフメディケーションはその解決策の1つとして注目されています。今日はセルフメディケーションの概要について学びましょう。また「医療費控除」と「セルフメディケーション税制」について、医療費の金額別にどちらが有利となるか解説します。

「セルフケアの7本柱」とは

セルフメディケーションを効果的に行うには、日頃から自分の体を自分で守る「セルフケア」が大切です。日本OTC医薬品協会は以下7つのポイントを「セルフケアの7本柱」とし公表しています。

【セルフケアの7本柱】
1.健康に関する正しい情報
2.健診・検診の受診
3.衛生管理・口腔ケア
4.禁煙
5.適度な運動・睡眠
6.適切な食生活
7.OTC医薬品を適切に使用

出所:日本OTC医薬品協会 7月24日はセルフメディケーションの日

7本柱にある「OTC医薬品」とは、処方箋なしに購入できる医薬品のことです。ドラッグストアなどで気軽に購入できるため、OTC医薬品という名前は知らなくても利用している人は少なくないでしょう。

OTC医薬品はさらにリスク度合いなどから「要指導医薬品」と「第1~3類医薬品」に分かれます。中でも「要指導医薬品」は特に厳格に取り扱われ、インターネットなどから購入することはできません。セルフメディケーションやセルフケアに取り組む際は注意してください。

【OTC医薬品の分類】

出所:日本OTC医薬品協会 OTC医薬品の販売方法について