外国株式型1位は「野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信(米ドルコース)毎月分配型」(5.3%)
外国株式ファンドの4月リターン1位は、「野村ドイチェ高配当インフラ関連株投信(通貨選択型)米ドルコース(毎月分配型)」だった。同ファンドは、世界各国のインフラ関連企業および米国の金融商品取引所に上場しているMLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)を実質的な主要対象とするアクティブファンドである。MLPはエネルギー事業を主な収益源とする共同投資事業の一形態。ニューヨーク証券取引所やNASDAQなどの金融商品取引所に上場しており、不動産の賃料収入を収益源とする不動産投資信託(REIT)と同じような形態である。インフラ関連株式の上値は重かったものの、円安・ドル高が進んだことから同ファンドの4月のリターンは5.3%のプラスだった。2022年になってインフレ関連株やMLPには買いが入り、4月末時点における1年間のリターンは43.7%と高い。円安・ドル高傾向が続いていることから、5月もリターン上位に入るかどうかに注目だ。
■野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信(通貨選択型)米ドルコース(毎月分配型)
基準価額 12,905円
信託報酬 2.063%(年率・税込)
純資産残高 1,001.1億円
<騰落率>
1カ月 5.3%
3カ月 21.9%
6カ月 26.5%
1年 43.7%
※4月末時点