国内株式型1位は「野村日本企業価値向上オープン(米ドル投資型)」(3.4%)

国内株式型ファンドの4月リターン1位は、「野村日本企業価値向上オープン(米ドル投資型)」だった。同ファンドは国内の株式に投資するアクティブファンドで、4月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.アサヒグループホールディングス 5.7%
2.ローム 4.6%
3.富士フィルムホールディングス 4.5%
4.住友ベークライト 4.4%
5.本田技研工業 3.7%

「円投資型」の4月リターンは3.0%のマイナスだったが、円安・ドル高が進んだので、同ファンドは3.4%のプラスリターンとなった。5月に入り円安・ドル高傾は一服し、国内株式市場も上値の重い展開が続いている。ただ、4月末時点における1年間の騰落率も14.4%と高いリターンをだしているので、5月以降も堅調な動きが続きそうだ。

■野村日本企業価値向上オープン(米ドル投資型)  
基準価額 13,445円
信託報酬 1.386%(年率・税込)
純資産残高 203.2億円

<騰落率>
1カ月  3.4%
3カ月 10.7%
6カ月  6.7%
1年    14.4%

※4月末時点