ここに注目：「ニッセイ世界リートオープン（毎月決算型）」が5位にランクイン

「ニッセイ世界リートオープン（毎月決算型）」が5位にランクインしている。同ファンドは、海外のリート（不動産投資信託）を実質的な主要投資対象とするファンドである。2月のグローバル・リート市場は下落した。米国でインフレ懸念が高まり、FRB（米連邦準備制度理事会）による金融引き締め観測が再浮上したからだ。そして、ウクライナ情勢が緊迫化して株式市場が下落すると、リート市場もさらに下落した。しかし、月末にロシアとウクライナの停戦交渉への期待から株価が反発sすると、リート市場も値を戻した。3月末の基準価額は3,390円と、2月末の3,153円に比べて約7.5％上昇している。同ファンドの組入銘柄の予想配当利回りは5％を超えており、インカムゲイン狙いの投資としても魅力がある。4月以降も、りそな銀行のランキング上位に入るかどうかに注目だ。

■ニッセイ世界リートオープン（毎月決算型）  
基準価額　3,153円
信託報酬　1.65％（年率・税込）
純資産残高　1,109億円

＜騰落率＞
1カ月　1.5％
3カ月　3.2％
6カ月　5.8％
1年     24.5％

※2月末時点