ここに注目:「eMAXIS S&P500インデックス」が3位にランクイン

3位に「eMAXIS S&P500インデックス」がランクインしている。同ファンドは米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。2月のS&P500種株価指数は3.2%の下落となり、2020年10月以来の2カ月連続安となった。FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げ観測が高まったことや、ウクライナ情勢の緊迫化によってリスク回避姿勢が強まったからだ。ただ、S&P500種株価指数を対象にしたインデックスファンドは投資家の人気が高く、同ファンドを購入した顧客が多かったと考えられる。ただ、「eMAXIS S&P500インデックス」の信託報酬は0.330%(税込み 年率)と、同じ三菱UFJ国際投信が運用する「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の0.0968%(税込み 年率)の3倍以上のコストがかかる。長期保有する場合、保有コストである信託報酬が低い方がリターンは向上する。同じS&P500種株価指数を対象にするインデックスファンドであれば、信託報酬の低い「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を購入した方がいいだろう。