2021年12月末の純資産総額3位にインデックスファンドがランクイン

2021年12月は、インデックスファンドの「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に約837億円の資金流入があり、純資産総額が約9487億円となった。これは、国内公募の追加型株式投資信託(ETF除く)の2021年12月末時点における純資産総額ランキングの第3位である。インデックスファンドが純資産総額トップ3に入るのは、1998年2月以来約24年ぶりとなった。2021年12月末時点における1年間のパフォーマンスが+44.5%と高いことや、保有コストである信託報酬が0.0968%(税込)と低いことから、投資家の人気は高い。

2022年の米国株式市場は、インフレ懸念による長期金利の上昇によって上値の重い展開になっているが、今後も高水準の資金流入が続き、同ファンドが1兆円の大台を突破するかどうかに注目している。