ここに注目:レバレッジ型ファンドが4位にランクイン

4位に「iFreeレバレッジ NASDAQ100」がランクインしている。同ファンドは、日々の基準価格の値動きが、NASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きに対して、概ね2倍程度となることを目指したレバレッジ型ファンドである。NASDAQ100指数は、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、アップルなど米国のIT・ハイテク株の割合が高く、NYダウやS&P500種株価指数などと比較しても、高いパフォーマンスとなっている。同ファンドの11月末時点の騰落率も、以下のように好調だ。

  1カ月 7.8%
  3カ月 9.6%
  6カ月  41.5%
  1年     71.4%

 ただ、これはあくまでも過去の結果であり、今後もこのような高いパフォーマンスが続くという保証はない。レバレッジ型ファンドは、逆に動いた場合に大きな損失がでる「ハイリスク・ハイリターン型」の金融商品である。運用コストである信託報酬も通常のインデックスファンドよりも高く、長期保有には適していない。あくまでも短期的な値幅を狙う商品として考えるべきである。