finasee Pro(フィナシープロ)
新規登録
ログイン
新着 人気 特集・連載 リテール&ウェルス 有価証券運用 金融機関経営 ビジネス動画 サーベイレポート
金融専門の公認会計士が示す 攻めの金融商品会計のアイデア

意外と低いヘッジ会計のハードル

岡本 修
岡本 修
新宿経済研究所 代表社員社長 公認会計士
2023.03.20
会員限定
意外と低いヘッジ会計のハードル

攻めの金融商品会計とは

著者自身、監査法人在職時代には会計監査を通じ、また、証券会社在職時代には現物金融商品と投資戦略を通じ、そして現在は純粋な金融コンサルティング業を通じ、かれこれ20年以上、機関投資家と金融商品の世界に携わってきた。ことに銀行等金融機関にとっては、長らく貸出を伸ばすのに苦慮するなか、増え続ける預金を「打ち返す」ためには有価証券などのポートフォリオ運用に力を入れざるを得ず、それだけに金融機関の運用現場やリスク管理、経理部門や企画部門にとっての苦悩は深まるばかりだったと思う。

ただ、規制対応と会計処理の研究といった制約を乗り越え、リスクを抑制しつつ収益を獲得し得る新たな投資手法を採用することに成功すれば、喜びもまたひとしおだ。

今回、銀行等機関投資家の運用において有益な、「実務に活かせる金融商品会計・金融規制」をテーマにしたコラムの執筆というご提案をいただいた。そこで、僭越ながら、著者自身がこれまで多くの有価証券運用現場で目撃してきたさまざまな実務上の課題をベースに、金融商品会計や金融規制をどう実務に結び付け、生かしていくかについてのアイデアを読者の皆さまと共有したいと思う。いわば、「攻めの金融商品会計」だ。

攻めの金融商品会計とは

著者自身、監査法人在職時代には会計監査を通じ、また、証券会社在職時代には現物金融商品と投資戦略を通じ、そして現在は純粋な金融コンサルティング業を通じ、かれこれ20年以上、機関投資家と金融商品の世界に携わってきた。ことに銀行等金融機関にとっては、長らく貸出を伸ばすのに苦慮するなか、増え続ける預金を「打ち返す」ためには有価証券などのポートフォリオ運用に力を入れざるを得ず、それだけに金融機関の運用現場やリスク管理、経理部門や企画部門にとっての苦悩は深まるばかりだったと思う。

ただ、規制対応と会計処理の研究といった制約を乗り越え、リスクを抑制しつつ収益を獲得し得る新たな投資手法を採用することに成功すれば、喜びもまたひとしおだ。

今回、銀行等機関投資家の運用において有益な、「実務に活かせる金融商品会計・金融規制」をテーマにしたコラムの執筆というご提案をいただいた。そこで、僭越ながら、著者自身がこれまで多くの有価証券運用現場で目撃してきたさまざまな実務上の課題をベースに、金融商品会計や金融規制をどう実務に結び付け、生かしていくかについてのアイデアを読者の皆さまと共有したいと思う。いわば、「攻めの金融商品会計」だ。

続きを読むには…
この記事は会員限定です
会員登録がお済みの方ログイン
ご登録いただくと、オリジナルコンテンツを無料でご覧いただけます。
投資信託販売会社様(無料)はこちら
上記以外の企業様(有料)はこちら
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。 読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
次のページ じつはハードルは決して高くない
1 2

関連キーワード

  • #マーケット&プロダクト
  • #会計・税制
次の記事
クレディ・スイスAT1債全損の衝撃
T2/TLACは大丈夫なのか
2023.04.20

この連載の記事一覧

金融専門の公認会計士が示す 攻めの金融商品会計のアイデア

アセット・スワップと減損処理

2026.02.27

運用現場で知っておきたい大口信用供与等規制の「5%ルール」

2026.01.26

ECL計算方法は解釈の余地が大きすぎないか

2025.12.23

現状の貸倒引当金の問題点

2025.11.28

マーケット・リスク相当額の算出を新たに開始した銀行は「?行」だった

2025.10.24

「満期保有宣言を行えば減損回避可能」という謎のロジック

2025.09.25

国債に減損処理が必要なのか

2025.08.25

アセット・スワップの会計:「途中からヘッジ」は認められるのか

2025.07.23

改めて確認するアセット・スワップ会計の実務

2025.06.25

未履行のコミットメントに適用するリスク・ウェイトは何%?

2025.05.20

おすすめの記事

三菱UFJ銀行で「日経225」の評価が一段高、バランス型の「ウェルス・インサイト・ファンド」もランクアップ

finasee Pro 編集部

「人工知能×資産運用立国」メガバンクが進めるAIトランスフォーメーションの現在地

川辺 和将

三井住友銀行の売れ筋不変に感じられる投資家の警戒感、バランス型「ライフ・ジャーニー」がランクイン

finasee Pro 編集部

「オルカン」独走が続くも「国内株式」に継続的な資金流入、パフォーマンスは「国内・小型・成長株」が突出=26年2月投信概況

finasee Pro 編集部

「日本が暗号資産ETF取引のハブに」――GFTNグループCEO単独インタビュー

川辺 和将

著者情報

岡本 修
おかもと おさむ
新宿経済研究所 代表社員社長 公認会計士
1998年 慶応義塾大学商学部卒業後、国家公務員採用一種試験(経済職)合格。中央青山監査法人(2000年)、朝日監査法人(現・あずさ監査法人)(2002年)を経て、2006年にみずほ証券入社。9年間、債券営業セクションにて金融機関を中心とするソリューション営業に従事し、2015年に金融商品会計と金融規制に特化したコンサルティング・ファームの合同会社新宿経済研究所を設立、現在に至る。株式会社Stand by C顧問。公認会計士開業登録(2004年)。
続きを読む
この著者の記事一覧はこちら

アクセスランキング

24時間
週間
月間
三菱UFJ銀行で「日経225」の評価が一段高、バランス型の「ウェルス・インサイト・ファンド」もランクアップ
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」
第18回:40年ぶりの運賃区分統合実施!JR東日本の運賃改定が各セクターに及ぼす影響は?
投信ビジネスに携わる金融のプロに聞く!「自分が買いたい」ファンド【アクティブファンド編】
野村證券の人気ファンドは高リターンにシフト、「のむラップ・ファンド」がトップ10から消える
プライベートクレジットと解約設計の整合性を問う
三井住友銀行の売れ筋不変に感じられる投資家の警戒感、バランス型「ライフ・ジャーニー」がランクイン
楽天証券の売れ筋に変化、「S&P500」や「FANG+」が後退してアクティブファンドがランクイン
「投資信託で長期投資! エッセイ・コンクール」<実務者部門>佳作:お客さまに寄り添って【2月13日「NISAの日」記念】
「人工知能×資産運用立国」メガバンクが進めるAIトランスフォーメーションの現在地
「日本が暗号資産ETF取引のハブに」――GFTNグループCEO単独インタビュー
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」
第18回:40年ぶりの運賃区分統合実施!JR東日本の運賃改定が各セクターに及ぼす影響は?
野村證券の人気ファンドは高リターンにシフト、「のむラップ・ファンド」がトップ10から消える
投信ビジネスに携わる金融のプロに聞く!「自分が買いたい」ファンド【アクティブファンド編】
「オルカン」独走が続くも「国内株式」に継続的な資金流入、パフォーマンスは「国内・小型・成長株」が突出=26年2月投信概況
三菱UFJ銀行で「日経225」の評価が一段高、バランス型の「ウェルス・インサイト・ファンド」もランクアップ
三井住友銀行の売れ筋不変に感じられる投資家の警戒感、バランス型「ライフ・ジャーニー」がランクイン
SMBC日興証券の売れ筋で「国内配当成長株」や「ディープバリュー」が浮上、これまでの米国主導株高への警戒感?
「人工知能×資産運用立国」メガバンクが進めるAIトランスフォーメーションの現在地
「日本が暗号資産ETF取引のハブに」――GFTNグループCEO単独インタビュー
SBI証券の売れ筋にリスク回避姿勢? イラン空爆による原油価格高騰が景気の懸念材料に
ふくおかフィナンシャルグループは「資産形成と決済」で日常と未来に寄り添う次のステージへ
~「投信のパレット」7000億円突破と新サービス「vary」
佐々木城夛の「バタフライ・エフェクト」
第18回:40年ぶりの運賃区分統合実施!JR東日本の運賃改定が各セクターに及ぼす影響は?
【金融風土記】九州一の大都会はどんな様子なの?‟フルスペック”福岡県の金融動向
笛吹けど踊らぬ“あの話”がついに動き出す?「高市一強」時代に金融庁が攻勢に出る5領域とは
「銀証連携」の強化と「支社体制」の導入でコンサルティング営業の高度化を加速 case of 東京きらぼしフィナンシャルグループ
中国銀行の売れ筋に新規取り扱いファンドが続々ランクイン、「WCM世界成長株厳選ファンド」が第2位に
プライベートクレジットと解約設計の整合性を問う
野村證券の人気ファンドは高リターンにシフト、「のむラップ・ファンド」がトップ10から消える
総合証券モデルの利点は残し、それ以上の価値を生む「合弁会社設立」から見えてくるグループの覚悟 case of 三井住友フィナンシャルグループ/ SMBC日興証券
福岡銀行で「netWIN」や「米国成長株投信」を再評価、一方で国内高配当株や純金ファンドの人気も継続
ランキングをもっと見る
finasee Pro(フィナシープロ) | 法人契約プランのご案内
  • 著者・識者一覧
  • 本サイトについて
  • 個人情報の取扱いについて
  • 当社ウェブサイトのご利用にあたって
  • 運営会社
  • 個人情報保護方針
  • アクセスデータの取扱い
  • 特定商取引に関する法律に基づく表示
  • お問い合わせ
  • 資料請求
© 2026 finasee Pro
有料会員限定機能です
有料会員登録はこちら
会員登録がお済みの方ログイン
有料プランの詳細はこちら