相談者のプロフィールとお金データ
【寄せられたお悩み】 「現在、個人事業の売上はまずまずですが、会社員の妻はともかく私は現在国民年金のみで、将来の保障に不安があります。 公的年金については、20歳以降全ての期間が保険料の納付期間(会社員時代の厚生年金加入も含む)となっており、順調にいけば60歳までで40年納付に達しそうです。 老後を迎え、廃業した時に備えるため個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)に加入し、できるだけ長く掛金を拠出したいと考えています。ルール変更により、60歳以降も加入できるようになると聞きましたが、これからどのように変わるのでしょうか。 現状、将来に備えるための制度には入っていませんが、iDeCoの他にも何か良い制度があれば知りたいです。自営業なので節税にもつながれば嬉しいです」
【お悩みの論点】 ①公的年金以外で、老後に備えるための制度はあるか ②①の一つとしてiDeCoへの加入を考えているが、近々制度が一部変更になると聞いた。どう変わる? ③他に将来に備えるための制度、特に節税にもなる制度はないか
資産状況や月々の収支内訳
内訳 預貯金:1000万円
【収支】 <収入> ・世帯の毎月の手取り収入:45万円 ・手取りの年収:600万円(妻の賞与込み) <支出> ・毎月の出費:45万円(詳細以下)
※その他には、服飾費や美容費、雑貨費などが含まれる
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サラリーマンを退職して、個人事業主として独立し夢をかなえている滝沢さん。事業も順調に進んでいるようですが、将来のことについても気になり始めている頃ですね。国民年金だけでは不安とお考えとのことですので、すでに耳にしたことがあるというiDeCoを含め、将来に備えるいくつかの案をご提案します。