学資保険に医療保障は必要? 共済も選択肢に入れてみて

「保険の見直しもしたい」とのこと。「保険に入り過ぎている」とのご心配もあるようですが、収入などを総合的に見て筆者が判断した限りでは「入り過ぎている」という印象は受けませんでした。

気になる点を挙げるとすれば、上のお子さんが加入されている学資保険の付帯されている医療保障についてです。学資保険に付いている医療保障は、返戻率を下げる要因となることが多く、しかも、公的な医療費の助成制度が整っている子どもにとって、わざわざ民間の保険で医療保障を付ける必要性はあまり高くないと言えます。

もし、どうしてもお子さんの医療面で備えをしておきたいのであれば、割安な掛金で幅広い保障が得られる共済を選ぶ方法もあります。その点を考慮しながら、医療特約を続けるか続けないかのご判断をされると良いと思います。続けない場合は、特約のみの解約をすることになります。

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教育費の先には、夫婦の老後資金をどうするかという問題もあります。先述の通り、つみたてNISAを利用して長期的に投資をすることで、教育費と老後資金の両方を貯めることができます。

今回のお話しした内容が星野さんならびに教育費の貯め方を知りたい皆さんのお役に立てることを願っています。