NISAの普及で投資信託は身近になった。しかし、どの商品が自分に合っているのかを見極めるのは難しい。長期投資家に支持される投資信託にはどんな魅力があり、またなぜ支持されているのか。ここでは、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用する「SMT 日本株式モメンタムファンド(愛称:トレンドランキング・日本株)」について紹介する。
株式市場で注目を集めるテーマや企業は、景気や技術革新などに応じて移り変わる。同ファンドは、特定のテーマを先回りして予想するのではなく、実際の株価に表れた上昇トレンドを手掛かりに投資先を選ぶ。純資産総額は2026年10月13日現在で約180億円となっている。
相場の“主役”をルールに沿って選び出す国内株式ファンド
「SMT 日本株式モメンタムファンド」は、国内株式のなかから株価の上昇に勢いがある銘柄を選び、原則21銘柄に等金額で投資するアクティブファンドだ。2025年12月16日に設定され、ファミリーファンド方式で運用されている。
銘柄選定の対象となるのは、日本の金融商品取引所などに上場する株式のうち、時価総額上位約500銘柄。流動性が比較的高い大型株を中心に、以下の3つの期間で株価上昇率を計測する。
・短期モメンタム 過去6カ月
・中期モメンタム 過去12カ月
・長期モメンタム 過去36カ月
それぞれの期間で上位7銘柄を選び、合計21銘柄に原則として等金額で投資する。銘柄の選定は2月、5月、8月、11月の各月末を基準に年4回行われ、その翌月に銘柄入れ替えとリバランスを実施する仕組みだ(運用の状況により、一時的に21銘柄にならないことがある)。
同じ銘柄が複数の期間で選ばれた場合は短い期間を優先し、ほかの期間では次順位の銘柄を採用する。このため、異なる時間軸のトレンドを取り込みながら、21銘柄への分散を維持できるよう設計されている。
