「高収入なので資産はあるはず…」
理佐さんは今後について、次のように話してくれました。
「今の年収は150万円ですが、正社員登用を目指して働き続けるつもりです。夫は高年収なので資産はあるはずなんですが、浮気相手にも使っていると思うし、実際どれくらいあるのかはわからないんです」と話し、続けて「でも、株の運用明細を一度見たことがあって、その時は3000万円くらいでした。もし半分もらえるなら1500万円くらいにはなりますよね」と言います。しかし、その後、株価は上がったのか、下がったのかは不明です。
自宅については「1億円以上で売れると思います。売却して分け合ったあとのお金で中古マンションを買えば、住むところは何とかなるかなと。でも、本当は子どもと今の家で暮らしたいです」と話してくれました。教育費と養育費については「夫は子どもを医者にしたいという気持ちがすごく強いので、教育費と養育費はきっと出してくれると思います」と言います。
状況を整理すると、財産分与額は不明であるものの、住まいと教育費・養育費は大きな問題はなさそうであることがわかります。とすると問題は子どもが独立した後です。
●財産分与を想定して離婚後の生活を楽観視する理佐さん。しかし、離婚後の生活費を改めて計算した結果、老後に厳しい現実が待ち受けていました。後編【「専業主婦の年金では生活できない」FPの試算に50歳妻が驚愕…高収入モラ夫と離婚すると老後不足する「具体的な金額」】で詳説します。
※プライバシー保護のため、事例内容に一部変更を加えています。
