「息子の税金が増えるから、扶養の範囲で働きなさい」。45歳でパート勤務の恵美さん(仮名)は、姑からこのように言われており、収入を上げたくても上げられない状況です。しかし、今すぐは無理でも「数年後なら」と収入増を目指す計画をたてています。税金を増やさないための収入抑制は正しいのか、恵美さんの作戦とともにお伝えします。
姑の言葉に縛られ、収入を増やせない45歳パート主婦
恵美さんは会社員の夫・茂之さん(47歳)と小学6年生と3年生の2人の子がいる4人家族です。上のお子さんは中学受験を控えて塾に通っており、その費用は夫の実家が援助してくれています。
茂之さん自身、中学から私立に進学したこともあり、「我が子にも同じ進路を歩ませたい」という思いが強いようです。義両親も孫の進学には強い関心を寄せており、子ども本人も前向きです。恵美さんもまた、子どもの挑戦を支えようと、一緒に受験に向き合っています。
しかし、恵美さんは今後の教育費について不安があります。援助がいつまで続くのか見通せないうえ、自分では思うように収入を増やせないからです。「あなたの収入が増えると茂之の税金が増えるから、扶養の範囲内で働きなさい。その分、私たちが援助するから、茂之と孫の勉強を一緒にサポートしてあげて」と、姑から言われているため、恵美さんは働く時間を増やしたくても、自由に動けなくなってしまいました。
義実家からはできる限り支援するとは言われているものの、中学進学後の学費も支援してくれるのか、下の子も中学受験となった場合はどうなるのか、はっきりしません。もし、支援がなくなったら、今の収入では家計が回らなくなるのでは……と、不安が大きくなっています。
そこで、もし支援がなくなった場合、家計はどのような状況になるのか、赤字になるなら、いくら稼げば良いか知りたいということで相談に来られました。
