専業主婦の姉とおひとりさまの妹…対照的だった2人の人生

私はアラフィフのおひとりさまですが、姉は5歳上の義兄との結婚を機に仕事を辞めて家庭に入り、30年以上専業主婦をしています。上から女、男、女と3人の子どもにも恵まれ、末っ子の沙羅が一昨年に結婚して家を出てからは定年後再雇用の義兄と悠々自適の生活を送っているようです。沙羅にも昨年の暮れに子どもが生まれたので、その子を加えると3人の孫のおばあちゃんでもあります。

2人姉妹の妹である私は、姉からは「自由奔放」「世渡り上手」と褒められているのか、けなされているのか分からないような言い方をされてきました。

確かに、結婚もせず、子どもも持たず、趣味のダンスやミュージカル俳優の推し活に励む私は、姉からすれば「いくつになってもお気楽な妹」に見えるのかもしれません。

でも、自分に子どもがいない分、姉の子どもたちには愛情を注いできたつもりです。

特に末っ子の沙羅は、幼い頃から面差しが私によく似ていると言われ、陽キャで天真爛漫なところも姉よりは私のDNAを受け継いでいるように思え、かわいがっていました。

都内にあるそれなりに偏差値の高い私立大学の付属高校に通っていた沙羅が、内部進学でなく、受験をして他の大学に行きたいと言い出した時、姉は「あんた、何バカなことを言っているの」と怒り心頭でした。しかし、「沙羅がそこまでして学びたいことがあるなら、親はその意志を尊重すべきでしょ」と姉や義兄を説得しました。