パフォーマンスと分配実績は?
一方で、購入前に知っておきたい留意点は次の通りだ。
・地域・業種配分は運用チームの判断で変動することがある
・実質的に負担する信託報酬は投資対象ファンド分を含め最大年率1.81%(税抜1.7%)程度で、アクティブ運用のテーマ型株式ファンドとしては相応の水準にある。加えて原則として為替ヘッジを行わないため、円高局面は基準価額の下押し要因となる。
・毎月分配型のため、分配金の一部または全部が元本の一部払戻し(特別分配金)に相当する場合がある。
・分配金額は段階的に引き下げられる場合もある
続いて商品のパフォーマンスを紹介する。 騰落率は以下の通りだ。
・1年 31.43%
・3年 64.04%
・5年 114.11%
・10年 196.87%
(2026年6月末現在、分配金再投資後)
なお、分配金実績は以下の通りとなる(1万口あたり、税引前)
2008年7月~2010年3月 30円
2010年4月~2019年3月 50円
2019年4月~2020年1月 40円
2020年2月~2022年6月 30円
2022年7月~2026年4月 20円
2026年5月11日 20円
2026年06月10日 20円
ここまでの情報を踏まえ、投資の向き・不向きは以下の要素を参考にすると良いだろう。
<向いている人>
・電力・ガスなど公益セクター、特に足元で7割弱を占める米国の規制下事業に積極的に投資していきたい人
・今後の電力需要などに大きく期待し、特に北米や欧州などの公益株に中長期で投資していきたい人
・定期的なインカム収入(分配金)を希望する人
<向いていない人>
・投資先の地域別構成の米国への偏りが気になる人
・電力・エネルギー価格や米国長期金利の動向など、公益セクター特有の市況要因による下落局面を許容しにくい人
・短期でのリターンを期待する人
・分配金の再投資を希望する人
今回は「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」の特徴をひも解いた。投資信託に万人にとっての正解はなく、その選定基準も人それぞれだ。本連載では今後も各商品を深掘りし、個人投資家が自分の大切な資産を託せる"推し"を見つけるヒントをお届けしていく。
執筆/フィナシー投資信託取材チーム
※記事内の数字は7月5日現在(出所:ピクテ・ジャパン公式サイト、騰落率は資産運用業協会データ)
