気になるパフォーマンスは?
一方で、「ひふみプラス」の購入前に知っておきたい留意点は次の通りだ。
・国内外の株式に実質的に全額投資するため、株式市場の変動を直接受ける価格変動リスクがある。
・申込手数料は上限3.3%(税込)で、インデックスファンドと比べると購入時コストが相応にかかる。信託報酬も純資産総額に応じて年率0.858〜1.078%(税込)と、近年の低コストインデックスファンドより高い水準にある。
・直近1年の騰落率はTOPIX(配当込み)を下回っており、アクティブファンドとしての超過収益(アルファ)の発揮が課題となっている。
続いて商品のパフォーマンスを紹介する。騰落率は以下の通りだ。
・1年 +38.42%
・3年 +69.76%
・5年 +66.11%
・10年 +198.72%
(2026年5月末現在)
ここまでの情報を踏まえ、投資の向き・不向きは以下の要素を参考にすると良いだろう。
<向いている人>
・日本の成長企業を中心とした株式市場への長期投資を志向し、日本株の長期的な上昇に期待する人
・インデックス運用ではなくアクティブ運用による銘柄選択に付加価値を期待する人
・無分配(配当再投資型)で長期的な資産形成を目指す人
<向いていない人>
・低コストのインデックス運用を重視し、コストを最小化したい人
・短〜中期での値上がり益を主目的とする人
・海外株式への投資を中心に資産形成をめざしたい人
今回は「ひふみプラス」の特徴をひも解いた。投資信託に万人にとっての正解はなく、その選定基準も人それぞれだ。本連載では今後も各商品を深掘りし、個人投資家が自分の大切な資産を託せる"推し"を見つけるヒントをお届けしていく。
執筆/フィナシー投資信託取材チーム
※記事内の数字は注記がない場合は6月19日現在(出所:レオス・キャピタルワークス公式サイト、騰落率は資産運用業協会データ)
