売上の6割が任天堂 「スイッチ2」好発進で25年ぶり最高益
ホシデンは電子部品メーカーです。コネクタなどの機構部品や、マイクロホンなどの音響部品などを製造しています。
ホシデンの特徴はユニークな立ち位置にあります。一般的に電子部品はスマートフォンやPCといった電子機器や、自動車や工作機械などの産業機器が主な搭載先ですが、ホシデンはゲーム機器が主体です。ゲーム機向けを示すアミューズメント売上比率は、26年3月期に79.0%に達しています。
アミューズメントは任天堂が重要な顧客であり、25年3月期はホシデンのグループ売上高の57.4%が任天堂でした。26年3月期は「スイッチ2」の販売が始まり、ホシデンのアミューズメント売上高も前期比2.4倍になっていることから、任天堂の比重はさらに高まっているとみられます。
【使用機器別売上高(26年3月期)】
・アミューズメント:3541億円(前期比+143.4%)
・移動体通信:459億円(同-15.4%)
・輸送機器:336億円(同+9.6%)
・その他:147億円(同-14.7%)
出所:ホシデン 決算説明会資料
スイッチ2は1年目から販売が好調で、ホシデンにも追い風となりました。26年3月期は売上高が前期比81.1%増、営業利益は41.7%増と、大幅な増収増益を達成します。また、純利益は25年ぶりに過去最高を更新しました。

