留意点とパフォーマンスは?
一方で、購入前に知っておきたい留意点は次の通りだ。
・株価変動リスク:世界株式に高水準で投資するため、国内外の経済・政治情勢等の変化により基準価額が大きく下落する可能性がある。
・為替変動リスク:対円での為替ヘッジを原則として行わないため、円高局面では外貨建て資産の評価額が目減りする。
・分配金は純資産から支払われるため、支払いにより基準価額は下がる。また分配金はファンドの収益率を示すものではなく、元本の一部払い戻しに相当する場合もある。
・実質的な信託報酬は年率1.958%(税込)と、インデックスファンドと比較して相対的にコストが高い。購入時手数料は上限3.3%(税込)。
続いて商品のパフォーマンスを紹介する。騰落率は以下の通りだ。
・6カ月 17.87%
・1年 48.54%
・3年 203.39%
ここまでの情報を踏まえ、投資の向き・不向きは以下の要素を参考にすると良いだろう。
<向いている人>
・毎月一定額の分配金収入を受け取りたい人(年金の補完として活用したい層など)
・WCM社の企業文化重視型アクティブ運用に中長期で期待できる人
・世界の成長企業に分散投資しつつ、集中ポートフォリオの特性を受け入れられる人
<向いていない人>
・NISA口座での非課税メリットを最大限に活用したい人(予想分配金提示型はNISA対象外)
・コストを抑えてパッシブ運用でグローバル株式に投資したい人
・為替変動や株式市場の大幅な下落に対して許容度が低い人
今回は「WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」の特徴をひも解いた。投資信託に万人にとっての正解はなく、その選定基準も人それぞれだ。本連載では、個人投資家が自分の大切な資産を託せる"推し"を見つけるヒントを引き続きお届けしていく。
執筆/フィナシー投資信託取材チーム
※記事内の数字は2026年5月末現在(出所:朝日ライフ アセットマネジメント公式サイト、騰落率は資産運用業協会データ)
