AIエージェントが個人の資産管理に参入すると…

最近、OpenAIが個人向けの資産管理機能を発表した。すでにChatGPTなどのAIに、資産運用について相談している人も少なくないだろう。

もっとも、現在のAIはまだ「質問に答えてくれる便利なチャットツール」という側面が強い。しかし、AIの進化はそこでは止まらない。今後は単なる検索や文章作成の補助から、より自律的に行動する「AIエージェント」へと進化していくと考えられている。

そうなればAIは、個人投資家にとって極めて高度な資産運用の補助、あるいは代理人のような役割を担うようになるはずだ。

例えば今後は、

・家計状況
・年齢
・収入
・リスク許容度
・保有資産
・税務状況
・将来支出

などを踏まえ、AIが各人に最適化された資産配分や投資判断、さらにはリスク管理まで行うようになる可能性が高い。つまり今であればプライベートバンクや米国の独立投資アドバイザーが担っているようなサービスをAIエージェントが提供してくれるようになるのだ。

そうなると投資内容や判断は、必ずしも本人が完全に理解できる範囲に収まる必要はなくなるかもしれない。

これは資産運用の世界において、非常に大きな変化を意味している。