今、自分のポートフォリオに問うべきこと
日本の投資家が合理的でないということではない。同じ状況であっても、どのようなプロセスで意思決定が行われているかによって、行動は変わりうる。
プライベートクレジットを含め、比較的高度な投資商品を保有している投資家にとって重要なのは、自らのポートフォリオ全体を、販売者とは独立した視点から見直す機会を持っているかどうかである。
今回の一連の動きが示しているのは、投資の意思決定プロセスが最終的な行動を左右するという点である。自身の投資判断を誰に委ねているのかに、より注意を向ける必要がある。
著者情報
木村 大樹
きむら たいき
Keyaki Capital代表取締役CEO
野村證券でオルタナティブ商品の営業に従事した後、ニューヨークで証券化ビジネスに携わり、サブプライム危機に直面しながら問題解決に努める。帰国後はバークレイズ証券を経て、2012年にシティグループ証券の年金ソリューション部長、2015年からはマッコーリー・インベストメント・マネジメント日本代表。2020年に個人に公開されていない世界中のプライベートアセットへの投資機会を、充実感と高揚感に満ちた投資体験として提供するKeyaki Capitalを創業。一橋大学経済学部卒。
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