ネットで見つけた希望の窓口——NPOとの迅速な出会い
これには、息子としてさすがに何かアクションを起こさないとまずいだろうと思い、認知症を発症した後のケアや資産の管理などに詳しい専門家をリサーチする中でヒットしたのが、小笠原さんが中心となって運営するNPO(特定非営利活動)法人でした。
医師や弁護士、社会福祉士、司法書士、ファイナンシャルプランナー(FP)などいろいろな肩書を持つ人たちが協力メンバーに名前を連ねていたのと、利用者のウェブサイトへの書き込みにも好意的な評価や感謝の言葉が多かったので、「ここなら安心して父のことを相談できる」と思ったのです。
伯父の一件もあったので、父の意思がはっきりしているうちにとサイトの問い合わせコーナーを通じてコンタクトを取りました。驚いたのは、その日のうちに代表の小笠原さんから直接返信があったことです。
そこで、まずは私が次の週末に小笠原さんの面談を受けることにしたのです。
●小笠原さんとの面談で明らかになった「父の意外な財産」とは? 認知症対策として講じた具体的な備えについては、後編【脳ドックを受け引き籠もりがちになった80歳父が一変…週の半分は外出するようになった「NPO代表」との出会い】でお伝えします。
※プライバシー保護のため、事例内容に一部変更を加えています。
