2026年の米国の金融政策見通し

現在、2026年に関して当チャンネルも2回の利下げを予想しています。1月は12月のFOMCで宣言された通り、利下げ見送りが濃厚でしょう。ただしLMCIに見る通り、労働市場の悪化はまだ続いている可能性が高く、予防措置の意味も兼ね、3月には利下げに踏み切るとみています。

一方、経済が概ね底堅く推移する限り、4月も利下げは見送られるでしょう。6月のFOMCは新議長の下で開かれる初会合です。時期議長はトランプ大統領に就任後の利下げをおそらく約束したであろうと考えられます。就任直後の6月のFOMCでは利下げに踏み切るのではないでしょうか。

ただ、その後についてはデータ次第とのスタンスに転じると考えられます。もちろん、実際の利下げ回数が1回で終わるかもしれませんし、逆に3回の利下げが行われる可能性も否定はできません。ただ、重要なのはこの2026年はいずれかのタイミングでアメリカの利下げ打ち止めが視野に入るということです。

昨年の米ドルは総じて軟調に推移しましたが、2026年のドルは下げ渋りから持ち直しに転じる可能性が高いとみています(5ページ)