分散投資や毎月積立など投資を怖がらない工夫も
個人投資家が持つ金融資産と有価証券。保有額の最多回答はそれぞれ「1000万~3000万円未満」「100万~300万円未満」だった。また各年収帯で見た最多回答では、年収700万円を超えるあたりから多額の金融資産や有価証券を持つ人の割合が急激に増える傾向が見られた。
預貯金とは違い有価証券にはリスクがある。しかし、たとえば投資信託の場合、一般的には幅広い銘柄に分散投資している商品が多く、倒産など企業個別のリスクを抑える仕組みとなっている。また投資するタイミングについても毎月積立にすることで、高値で一度に購入してしまうリスクを避けられるだろう。過度に投資を怖がらず、無理のない範囲で取り組んでみてはいかがだろうか。
調査概要 調査名:「個人投資家の証券投資に関する意識調査」 調査主体:日本証券業協会 調査報告書公表:2025年9月 調査実施期間:2025年4月15日~19日 調査対象:日本全国の 18 歳以上の有価証券保有者 5000 人
