応募総数4300句以上! 資産形成への思いを川柳に乗せて
新NISAがスタートしてから3年目を迎えました。資産形成はより身近なものとなり、またインフレ時代の生活防衛の手段として、投資信託などを使った長期投資への関心はますます高まりつつあります。Finaseeでは2月13日の「NISAの日」を記念して、NPO法人DC・iDeCo協会の協力のもと「投資信託で長期投資!」川柳コンクールを企画しました。
応募総数は4390句にもおよび、様々な年代の皆さまから長期投資への熱い思いが寄せられました。いずれも力作揃いでしたが、その中から最優秀賞と優秀賞に輝いた句を紹介します。※ニックネームは敬称略
★最優秀賞
「妻と僕 NISAで目指す 3馬力」(ニックネーム ゆうパパ)
講評:夫婦で資産形成に取り組む現代的な連帯感を表現した作品です。ひと昔前の家計管理は「夫が稼ぎ妻が支える」という一元的構造でしたが、この句では資産そのものを第3のパートナーと位置付け、「夫+妻+資産」の3つの力が相互作用することで、家計の安定が図られるというビジョンが見事でした。また3馬力という表現は「お互いが力を合わせる」というイメージがあり、ジェンダー平等の時代における経済的自立や相互扶助を感じさせる表現です。
★優秀賞(順不同)
「長期投資 金が子を産み 孫を産む」(ニックネーム みなまる)
講評:複利のメカニズムを「家族の繁栄」に例えた一句。、運用で得た収益を再び投資に回すことで、収益がさらなる収益を生む仕組みのことです。これを子から孫へと続く生命の継承に重ねることで、投資の本質である「時間価値」が表現されています。未来への活力と責任感を同時に感じさせる、まさに「長期投資哲学の心髄」を表した句といえるでしょう。
「NISAの 長い積み立て 歩がト金」(ニックネーム ワインスキー)
講評:将棋の駒「歩」が「と金」に昇格することに、コツコツ積み立てによる成長を重ねた一句です。一歩一歩という最も基本的な駒「歩」が、時間をかけて敵陣に到達することで最強の駒に変身する過程は、複利効果そのものといえるでしょう。「長い積み立て」という強調で、焦らぬ忍耐強さが大事なことを、将棋の局面になぞらえて描いている一作です。
「投資女子 奥ゆかしより 億しかず」(ニックネーム てっち)
講評:「奥ゆかしい」という従来の女性規範に対する価値観の大転換を表現した句です。「奥ゆかし→億」という音の遊びは秀逸ですが、その背景にあるメッセージは、かつての女性像からの脱却をめざす、きわめて真摯なものかもしれません。「億を目指す」という高い目標設定は、自らの人生に主体的に向き合う現代女性の象徴であり、「投資女子」の面目躍如といったところでしょう。
「値動きを 見ない努力を 積み立てる」(ニックネーム 右肩に明太子)
講評:市場の日々の変動に一喜一憂しない精神を投資プロセスの中心に位置づける知的な表現です。短期的な価格変動に心を乱されることなく、継続的に積み立てを行うことこそが、投資成功の鍵であることは言うまでもありません。さらに「努力」という言葉を使うことで、「見ない努力」が単なる受動的な“放置”ではなく、意識的な行為であることを上手く表しています。
「健康もNISAも必須 コツ密度」(ニックネーム さごじょう)
講評:「骨密度」と「コツコツ」を同音異義で重ねた座布団3枚級の掛け言葉! 健康と資産形成という一見異なる2つの課題が、同じ「継続的な小さな積み重ね」によって達成されることを強調しています。また「必須」という言葉で、これらが、身体の衰え(加齢による骨密度低下)と経済的現実(インフレーション)の両方に対抗する生活戦略であることを連想させました。
■「「投資信託で長期投資!」川柳コンクール
【主催】想研
【協力】NPO法人DC・iDeCo協会
【結果発表】2026年2月13日
ご応募いただきました皆さま、ありがとうございました!
(選考:Finasee編集部)
