意外? NISAで毎月分配型は若い世代ほど関心
NISA制度変更への要望として、もう一つ興味深い結果が出ている。毎月分配型の投資信託に関するニーズだ。毎月分配型の投資信託とは毎月行われる決算のたびに分配金が支払われるタイプの投資信託。ただしその分配金は必ずしも収益から支払われるとは限らず、元本から取り崩して分配される場合もある。なお、現在のNISA制度では毎月分配型の投資信託は、つみたて投資枠、成長投資枠のいずれでも認められていない。
調査では毎月分配型投資信託がNISAで購入できるようになった場合、購入したいかという質問を行っている。結果、53.4%が「購入したい」、46.6%が「購入したくない」と回答した。回答は二分されたが、購入したい層がやや上回った。
こちらも年代による差が顕著で、30代以下では64.0%が「購入したい」と回答した一方、70代以上では44.4%にとどまり、「購入したくない」(55.6%)が上回っている。
若い世代が毎月分配型に関心を示す理由としては、定期的な分配金が投資のモチベーション維持につながると考えている可能性がある。一方、高齢世代が比較的関心が低い理由としては、分配金が実質的には元本払い戻しの側面を持つ場合があることを理解している、あるいはすでにNISA以外で活用している人が多いのかもしれない。
