今回のマーケットトークのテーマは「円急落の持続性」です。高市自民党総裁の誕生によって円が急落した背景や今後の見通しを解説します。

 

 

今週のドル円相場は、臨時総裁選挙で高市総裁が選出されたことを受け、窓を開けて急上昇しました。その後もじり高に推移し、153円台を記録しています。しかし、10日に公明党が連立政権を離脱するとの報道や週末を控えたポジション調整などから、151円台前半まで軟化して週末を迎えました。(スライド3)

 

 

今週はドル円に限らず、円が急落しました。ユーロ円やスイスフラン円が史上最高値を更新したほか、カナダドル円が一時は年初の水準を回復しました。(スライド4)