「旅行やレジャー」も人気だが…
食費に次いで高かったのは「旅行やレジャー」。全体で約26%となっている。これは選択的支出(生活必需ではない支出)についても、所得に余裕があれば増やしたいという潜在的な意欲があることを示している。
一方で、「特に増やすものはない」との回答も26%、また「貯蓄」も19%と相対的に高くなっていることから、所得増が必ずしも消費に回るとは限らない状況もうかがえる。
年代別にみると、「食費(外食以外)」(前ページグラフ(2))と「旅行やレジャー」(下記グラフ(3))のどちらも年代が高いほど所得が増加した場合において消費意欲が高くなるとする傾向が見られる。
所得が将来にわたり増加した場合の消費の変化