「預貯金」に次ぐ2位は「株式」、3位は…

世帯主の年収が500万~750万円未満の二人以上世帯が持つ金融商品の金額ランキングは次のとおりとなっている。

金融商品(種類別)保有額(年収500万~750万円未満、二人以上世帯)

金融商品(種類別)保有額(年収500万~750万円未満、二人以上世帯)を表した図表
 
出所:金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査2024年」(※世帯主年間収入500万~750万円未満かつ金融資産保有世帯、実数1095)よりFinasee編集部作成
 

金融商品(種類別)保有額ランキング(年収500万~750万円未満、二人以上世帯)

1位 預貯金(運用または将来の備え) 665万円(うち定期性預貯金280万円)
2位 株式 272万円
3位 生命保険 186万円
4位 投資信託 136万円
5位 債券 104万円
6位 個人年金保険 98万円
7位 損害保険    21万円
7位 財形貯蓄    21万円
9位 金銭信託    16万円
9位 その他金融商品 16万円

出所:金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査2024年」(※世帯主年間収入500万~750万円未満かつ金融資産保有世帯、実数1095)よりFinasee編集部作成

年収500万~750万円未満かつ二人以上世帯の金融資産別の保有額ランキング1位は「預貯金」で665万円だった。そのうち定期性預貯金が280万円を占めている。2位は「株式」で272万円。価格変動リスクがある株式だが、保有額は定期性預貯金に肉薄する水準だ。

3位は「生命保険」(186万円)と続く。生命保険の保有額は、年収300万~500万円未満世帯(179万円)とあまり変わらない。

4位は「投資信託」(136万円)。こちらも株式同様、元本保証のない運用商品だ。なお年収300万~500万円未満世帯の方が140万円と若干、保有額が上回っている。