勤続年数別の有給休暇の付与日数

年次有給休暇の日数は勤続期間によって異なるケースが多いため、勤続期間別に最新データを見ていこう。2025年5月21日に公表された「令和6年労働時間、休日・休暇調査」(厚生労働省)によると、勤続1年未満の場合は「10日」が最も多い結果となっている。これは勤続3カ月、6カ月、9カ月のいずれの区分においても同様の結果だった。

一方、勤続1年以上の場合は「20日」の付与が最多だった。勤続1年、5年、6年6カ月、10年、20年のすべての勤続年数区分において同様の結果であり、多くの企業が勤続年数の長い従業員に対して最大限の休暇を保障する姿勢を示していることが分かった。

なお有給休暇の付与日数は労働基準法で決まっている。例を挙げると、勤続半年で10日、6年半以上で20日などだ。

出所:厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署