7割の人が「スペシャリスト志向」

管理職となるか、あるいはスペシャリストの道を選ぶか。キャリア形成を考えるうえで進路について悩む人もいるかもしれない。同調査でも、管理職とスペシャリスト※のどちらになりたいかを質問している。

※同調査では管理職…部下を率いて業務を指示・管理する人材、スペシャリスト…特定の分野において高い専門性を持つ人材と定義。

出所:ヒューマンホールディングス株式会社 40歳のキャリア実態と「なりたい自分」意識調査2025

結果を見ると、「スペシャリスト」と回答した人が74.0%「スペシャリスト(19.5%)」と「どちらかといえばスペシャリスト(54.5%)」の合計)に達した。

なぜ「スペシャリスト」を選択したのか。多い方から順に「管理職に向いていないから」「管理職になりたくないから」「専門性を高めたいから」といった声が挙がった。

●仕事の悩みを抱える40歳にとってリスキリングは有効なのか。後編「40歳は人生の折り返し地点? 「リスキリング」は果たして仕事の悩み解消に役立つか、これから身に着けるべきスキルとは」にて詳しく取り上げる。

調査概要 調査名:40歳のキャリア実態と「なりたい自分」意識調査2025 調査主体:ヒューマンホールディングス株式会社 調査対象:企業や組織・団体に勤務する1985年生まれの男女1000人(男性:500人/女性:500人) 調査期間:2025年5月19日~2025年5月20日